曇り、夜雨
●一日、物書き。昭和時代のことを書き、当時話された言葉をそのまま記録すると、問題が生じる。AIで文章を診断すると、これは現代では差別語、ジェンダーの観点からこれは問題であるとかが、指摘される。いろいろチェエクしていると、もう、書かないでおこうとなる。これでは、事実は書きにくい。
例えば、昭和時代は普通の会話で、「嫁をもらう」と言った。この「もらう」が、いけない。人をもらう がいけないのだ。「あっちから嫁さんをもらった」は、「外国から嫁さんを見つけた」になる。カタカナ表記も、うっかりできない。「アリガトウ ゴザイマス」と書けば、これが、外国人の日本語のカタコトを揶揄した言い方と、取られる。こういうことで、書いていた3篇話を没にした。
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