9月19日(日)

★吹き起こり風が熟田をさざめかす  正子
吹き起こる風の大きさに、田一面に波立つ金色の稲穂が目に見えるようです。情景さながらの爽やかさは、まさに稔りの秋の喜びです。(藤田洋子)

○今日の俳句
秋涼し仏花の束を風に解き/藤田洋子
仏様に花を供えようと花束をほどくと涼しい風が吹く。花束にはリンドウなど秋の花もあってそれも嬉しい。「風に解き」で、いっそうさわやかな句となった。(高橋正子)

○花冠11月号初校を済ませ、訂正箇所を印刷所にメール。11月号の発送準備は完了。

○全国俳誌協会から第1回編集賞の授賞式の案内がある。花冠は応募していないが、「遊牧」(代表 塩野谷仁氏)、特別賞に「あすか」(主宰 野木桃花氏)、「蛮」(発行人 鹿又英一氏)に決定された。授賞式は10月21日(木)午後6時から、アルカディア市ヶ谷にて。

今日の花アケボノソウは、花弁が5枚の写真ばかりしか見なかったが、5枚の花弁と同じ茎に6枚の花弁の花がある写真を見つけた。やはり、これはアケボノソウであろう。

◇生活する花たち「アケボノソウ」(尾瀬ヶ原)


コメント

  1. 藤田洋子
    2010年9月14日 23:00

    お礼
    正子先生、今日の俳句に「秋涼し」の句を取り上げていただきありがとうございました。

    ★吹き起こり風が熟田をさざめかす  正子
    吹き起こる風の大きさに、田一面に波立つ金色の稲穂が目に見えるようです。情景さながらの爽やかさは、まさに稔りの秋の喜びです。

    写真のアケボノソウ、確かに六弁です。尾瀬では今、このようにたくさんの花々が咲いているのですね。湿原に咲く素敵な花々、楽しませていただきありがとうございます。

  2. 高橋正子
    2010年9月16日 14:12

    お礼/洋子さんへ
    熟田の句にコメントをありがとうございました。最近は稲刈りが早くなりましたが、祭りが近いころの熟田だったと思います。どこでも田んぼが見れる風景が懐かしいです。

    アケボノソウに間違いないでしょうかね。写真でだけした見たことのないような、小さな花がいろいろ咲いておりました。