9月11日(土)

★さわやかに行きし燕の戻り来る  正子
燕が南方へ帰る季節になりました。高く晴れ渡った秋空を、燕の影が行きます。見送っていると、帰燕がついと戻り来る仕種を見せる。澄んだ空に燕の動きがさわやかです。(川名ますみ)

○今日の俳句
受付に竜胆おかれ医師の古稀/川名ますみ
掛かりつけの医師が古希と伺ったのであろう。受付にさわやかに竜胆がさしてあることが、古希を迎えた医師に相応しい。医師の人となりを想像させ、また、医師の髪に混じる白を穏やかに印象付けている。(高橋正子)

◇生活する花たち「萩」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 川名ますみ
    2010年9月15日 13:39

    お礼とコメント
    正子先生、今日の俳句に拙句を掲載下さいまして、ありがとうございます。励みになります。

    さわやかに行きし燕の戻り来る  正子
    燕が南方へ帰る季節になりました。高く晴れ渡った秋空を、燕の影が行きます。見送っていると、帰燕がついと戻り来る仕種を見せる。澄んだ空に燕の動きがさわやかです。

  2. 高橋正子
    2010年9月16日 14:25

    お礼/ますみさんへ
    さわやかにの句にコメントをありがとうございました。燕はいきなり南の国へ帰るのではなさそうですね。電線などに集まって、それから旅立つのでしょう。