9月10日(金)

★赤とんぼいくらでもくる高さなり  正子
秋と云えば赤とんぼ。小さな存在だが、それが手の届きそうな高さに乱舞している。そこに秋たけなわの歓びを感じます。「いくらでもくる」が、作者の驚きの気持ちを含めたユニークな措辞で、印象的です。(河野啓一)

○今日の俳句
海見ゆる牧に草食む秋の馬/河野啓一
海の見える牧場。ゆったりとして草を食む馬との取り合わせに、新鮮味がある。(高橋正子)

◇生活する花たち「月見草」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 河野啓一
    2010年9月11日 17:36

    御礼
    高橋正子先生
    今日の俳句に「秋の馬」をお採り上げくださり、嬉しい句評を賜りまして誠に有り難うございました。
    健康な馬の食欲に負けぬよう句作に精進したいと存じますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

  2. 河野啓一
    2010年9月11日 18:04

    コメント
    ★赤とんぼいくらでもくる高さなり  正子
    秋と云えば赤とんぼ。小さな存在だが、それが手の届きそうな高さに乱舞している。そこに秋たけなわの歓びを感じます。「いくらでもくる」が、作者の驚きの気持ちを含めたユニークな措辞で、印象的です。

  3. 高橋正子
    2010年9月16日 14:28

    お礼/啓一さんへ
    赤とんぼの句にコメントをありがとうございました。「いくらでもくる」は、子どもっぽいですが、やはり、そんな感じでした。