8月30日(月)

★青穂田の密なるそよぎ一面に  正子
ずーと広がる青穂田に初秋の風が吹き渡っています。青い波のそよぎが一面に連なり、稲穂の匂いも漂ってきて、美しい田園風景に心和まされます。(藤田裕子)

○今日の俳句
ちちろ鳴く裏庭の夜の澄みてきし/藤田裕子
静かな裏庭にちちろが鳴くと、夜が澄んでくる感じがする。夜が澄んでくると、ちちろがいっそう声高く鳴く。研ぎ澄まされてゆく秋の夜である。(高橋正子)

◇生活する花たち「百合」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 藤田裕子
    2010年8月25日 0:53

    お礼
    正子先生、「ちちろ鳴く」の句を今日の俳句にお選びいただきまして有難うございます。

    青穂田の密なるそよぎ一面に 
     ずーと広がる青穂田に初秋の風が吹き渡っています。青い波のそよぎが一面に連なり、稲穂の匂いも漂ってきて、美しい田園風景に心和まされます。

  2. 高橋正子
    2010年8月25日 23:41

    お礼/裕子さんへ
    穂田の句にコメントをありがとうございました。こちらでは、田んぼを見ることもなくなり、さみしいです。