★剥く梨にわが顔映りいたるかも 正子
○今日の俳句
産声を待つ部屋の窓白木蓮/高橋秀之
子の誕生を待って落ち着かない父親の目に、白木蓮が映る。産着のような純白の白木蓮に、まもなく誕生する子が重なって見える。(高橋正子)
○インターネット俳句センターアクセス100万回
花冠発行所管理運営の「インターネット俳句センター」は、今日、アクセス100万回となる。999、998回が午後9時37分55秒なので、100万回は、午後9時40分頃と思われる。
インターネット俳句センターは高橋信之先生によって、花冠(旧誌名水煙)のホームページとして、1996年11月27日に開設された。それから、数えて、本日、2011年8月24日に、アクセスが100万回となった。100万回の数字をどう読むかは、ホームページの目的等によりさまざまと思われるが、私たちのインターネット俳句センターがアクセス100万回を数えたことは、大きな意義がある。ネット俳句の草分けとして、さまざまな試みをした。細く長くをモットーとしてこれまで継続したことが、なによりの力となったと思う。
http://suien.ne.jp/haiku/
○洋子さんからメールが来る
2011年8月24日, 水, 午後 09:51
先ほど、8月24日(水)21時39分25秒に100万回のアクセスの表示がでました。
素晴らしいことですね。おめでとうございます。
藤田洋子
○台風
台風来つつある夜の卓の丸い梨 正子
台風シーズンになった。今朝のラジオでは、フィリッピン沖に台風11号が発生したと言っていた。この台風、松山にいたときは、台風がやって来るのがよくわかった。台風は、九州か、高知や四国南西部か、紀伊半島に上陸するのがほどんだと思うが、ニュースで台風が近づいていることが報道されると、風の吹き具合、湿度の具合などで、そして、ぴかぴかに晴れていても、台風の前なのだと感じることができた。たしかに台風が近づいていることがよくわかった。
横浜に住むようになって5年になるが、台風が来ていることを、体で感じることがほとんどない。従って、台風のために買い物をしたり、植木鉢を取り込み、家の周りの飛びそうなものを片付けたりは、全くしたことがない。伊豆半島に上陸すれば、話は別だろうが、台風が来るのを神妙に待ち受けるという体験が、ふにゃふにゃとなっている昨今、奇妙な感じがしている。
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