8月22日(月)

★小雨降る中の芙蓉を一つ剪る  正子
小雨に濡れた芙蓉の花、一日花ですから、朝の早い時間でしょうか。淡いピンクの花の芙蓉を思い浮かべました。 (多田有花)

○今日の俳句
はや桜紅葉始まる明るき午後/多田有花
「明るき午後」が魅力。暑さがようやく落ち着いたかと思うと、はやくも、桜は紅葉しはじめる。真夏の眩しさがぬけて、しずかな明るさに変わるころ。(高橋正子)

○素麺
生家にいる妹が、尾道冷麺、尾道うどんを送ってくれた。素麺も入っている箱入りセット。尾道は、名前の通りがよいので尾道とついているのだが、正確には福山市鞆の浦の産。阿藻珍味という瀬戸の小魚で珍味を作っている会社だ。そこの賄い食として、小魚の出しでとったラーメンがある。今では尾道ラーメンとして売り出されて、人気が出て、なかなかおいしい。この夏送ってくれたのは、その姉妹編。ラーメンもうどんも、おそらく近くの製麺所に作らせているのだろう。尾道あたりの気候がそのまま出たような麺で、信之先生も気に入って、褒めることしきりである。出しは、鯛の出しと銘打っている。一度めしあがれ。

◇生活する花たち「芙蓉・萩・紫式部」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2011年8月22日 17:49

    お礼とコメント
    正子先生、「はや桜紅葉始まる明るき午後」を
    今日の俳句にお選びいただきありがとうございます。
    桜とともにすでに黄葉が始まっている木々があり、
    8月は確かに秋、とあらためて驚いています。

    ★小雨降る中の芙蓉を一つ剪る  正子
    小雨に濡れた芙蓉の花、一日花ですから、朝の早い時間
    でしょうか。淡いピンクの花の芙蓉を思い浮かべました。

    素麺のお話、楽しく読ませていただきました。播磨は麺どころで、
    全国的に有名な「揖保の糸」という素麺ブランドがあります。
    信之先生も誉められたという尾道うどん、想像がふくらみますね。