8月21日(火)

★秋蝉は向こうにちちと鳴くのみに  正子
秋の蝉は、力強い夏の蝉と違い、ちちっと秋の蝉らしい鳴き方をします。向こうでちちっと鳴くのみが、正に秋になったことを伝えてくれます。(高橋秀之)

○今日の俳句
朝霧が包む港に汽笛鳴る/高橋秀之
素直な句で、朝霧に鳴る汽笛がのびやかに聞こえる。朝霧に包まれた港がこれから動き出そうとしている。(高橋正子)

●晴れ。28度(am 10)。湿度65%。だから、からっとしなくて気だるい。
角川年鑑の結社動向の原稿依頼あり、9月4日締め切り。1月号より角川に広告を出すつもりでいる。

秋朝日花はむらさき咲かせたり  正子
虫鳴けり建築現場の残る草    正子
鉦叩き灯ともす家の暗がりに   正子

○狗尾草・猫じゃらし(えのころぐさ・ねこじゃらし)

[えのころぐさとめひしば/横浜日吉本町]_[チカラシバ/横浜下田町・松の川緑道]

エノコログサ(狗尾草、学名:Setaria viridis)は、イネ科エノコログサ属の植物で、一年生草本である。ブラシのように長い穂の形が独特な雑草である。夏から秋にかけてつける花穂が、犬の尾に似ていることから、犬っころ草(いぬっころくさ)が転じてエノコログサという呼称になったとされ、漢字でも「狗(犬)の尾の草」と表記する。ネコジャラシ(猫じゃらし)の俗称は、花穂を猫の視界で振ると、猫がじゃれつくことから。逆に猫をじゃらす、草状のものを「お遊び草」と呼ぶようになった。穀物のアワ(粟)の原種とされ、交雑もよくおこる。

◇生活する花たち「桔梗・ポーチュカ・ブルーベリー」(横浜日吉本町)


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