8月2日(月)

★這いはじめし子に展げ敷く花茣蓙  正子
赤ちゃんがはいはいを始めると、急に行動範囲が広くなり、目がはなせなくなります。赤ちゃん自身も動けることが楽しくてどんどんはっていきます。うれしそうな赤ちゃんの様子、それに振り回されながらも、またうれしそうな大人の様子が「展げ敷く花茣蓙」という言葉に集約されています。(多田有花)

○今日の俳句
頂の青筋揚羽雲に触れ/多田有花
山の頂には、こんなところまでよくも、というような蝶などを見かける。飛べば雲に触れそうな青筋揚羽もいて、驚き、また楽しい世界を作っている。(高橋正子)

◇生活する花たち「マリーゴールド」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2010年7月29日 10:36

    お礼・コメント
    正子先生、
    「頂の青筋揚羽雲に触れ」を今日の俳句にお取り上げいただきありがとうございます。

    ★這いはじめし子に展げ敷く花茣蓙  正子
    赤ちゃんがはいはいを始めると、急に行動範囲が広くなり、目がはなせなくなります。
    赤ちゃん自身も動けることが楽しくてどんどんはっていきます。うれしそうな
    赤ちゃんの様子、それに振り回されながらも、またうれしそうな大人の様子が
    「展げ敷く花茣蓙」という言葉に集約されています。

  2. 高橋正子
    2010年7月29日 19:31

    お礼/有花さんへ
    花茣蓙の句にコメントをありがとうございました。花茣蓙のよい匂いの上を、薄着になった子どもを這わせておくと、子どもは喜ぶし、安心です。