★撒き水の虹を生みつつ樫ぬらす 正子
撒き水に陽があたって七色に耀く一瞬、傍に樫の木があるのでしょうか、葉っぱも濡れて光ります。近頃見られなくなった撒き水になつかしさ、涼しさを感じさせていただきました。(黒谷光子)
○今日の俳句
炎天に祭り用意の男たち/黒谷光子
炎天下、祭りの用意に余念のない男たち。汗をいとわず動く意気込みが、男らしさとなって、用意の段階から祭りを盛り上げている。(高橋正子)
炎天にゆったり揺れて蓮は実に
えのころに金の西日となりていし
水遣られもっともいきいき茄子の花
蓮の葉の傷みそめしは晩夏かな
尾瀬の地図辿りて冷房強くせり
○ブログ句会7月月間賞発表
藤田洋子さん、祝恵子さん。
○インターネット俳句コンテストの審査員諸先生に葉書。
○3時過ぎから、木綿のぶかぶかシャツを着て、日吉本町の花を探して歩く。この暑さに花もぐったり。百日紅、のうぜんかずら、蓮の実、日日草、えのころぐさなど。出かける前に「日吉本町の花」をネットで検索すると、正子の俳句日記が出てきた。これでは、自分で日吉本町の花を開拓するしかない。歩けばあるもの。
○下記を更新。
ネット短信No.73/2010年8月1日発信
http://blog.goo.ne.jp/suien54/
花冠10月号投句受付中!
http://www3.ezbbs.net/14/suien8/
原爆忌ネット句会/8月6日(金)開催!
http://blog.goo.ne.jp/kakan15/
新刊渋谷洋介句集『葉桜』
http://blog.goo.ne.jp/suien14/
第19回インターネット俳句コンテスト案内
http://internet-haiku.info/contest/
インターネット俳句センター
http://suien.ne.jp/haiku/
◇生活する花たち「木槿」(横浜日吉本町)
コメント
お礼とコメント
(お礼)
「炎天に祭り用意の男たち」の句を正子先生の俳句ブログに掲載いただきましてありがとうございます。
(コメント)
撒き水の虹を生みつつ樫ぬらす
撒き水に陽があたって七色に耀く一瞬、傍に樫の木があるのでしょうか、葉っぱも濡れて光ります。近頃見られなくなった撒き水になつかしさ、涼しさを感じさせていただきました。
お礼/光子さんへ
撒き水の句にコメントをありがとうございました。庭の隣家の境に棒樫を数本植えておりました。その天辺に洞ができまして、きつつきが巣を作ったこともありました。そんな樫の木です。庭の水遣りも気持ちのよいものでした。