7月13日(水)

★射干を活ける鋏が濡れてあり  正子
花色鮮やかな射干の傍らに、濡れて置かれる花鋏。暑さの中にあって、ひとときの涼気に接する思いがいたします。野趣あふれる季節の花を活けられ、心豊かな時間が流れます。(藤田洋子)

○今日の俳句
山の雨上り茅の輪の列に入る/藤田洋子
山の雨が、一句の雰囲気を作り出し、夏越し祭の茅の輪の緑が生き生きしている。茅の輪をくぐる順番の列に入って、無事に夏を越せることを祈る。(高橋正子)

◇生活する花たち「槿」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 藤田洋子
    2011年7月5日 0:24

    お礼
    正子先生、今日の俳句に「茅の輪」の句を取り上げていただきありがとうございました。昨日も茅の輪をくぐってきました。

    射干を活ける鋏が濡れてあり  正子
    花色鮮やかな射干の傍らに、濡れて置かれる花鋏。暑さの中にあって、ひとときの涼気に接する思いがいたします。野趣あふれる季節の花を活けられ、心豊かな時間が流れます。