7月8日(木)

★子が去りしことも静かや夏の歯朶  正子
帰っておられた子達が去られた後の静かではありますが淋しい家の中、庭の隅の若葉を茂らせる歯朶に離れ住まわれるお子達のことを思われます。 (黒谷光子)

○今日の俳句
青蔦の登りきったる杉高し/黒谷光子
青蔦が杉の木に絡まって、非常に高くまで登っている。見上げれば、「登りきったる」と断定できる。把握がすっきりとしている。(高橋正子)

◇生活する花たち「ランタナ」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 黒谷光子
    2010年7月8日 8:55

    お礼
    正子先生、8日の今日の俳句に「青蔦」の句をお選びいただきまして、ありがとうございます。裏窓を開ければ今年も隣りの庭の杉の木に青蔦が茂っています。

  2. 黒谷光子
    2010年7月8日 9:55

    コメント
    子が去りしことも静かや夏の歯朶
    帰っておられた子達が去られた後の静かではありますが淋しい家の中、庭の隅の若葉を茂らせる歯朶に離れ住まわれるお子達のことを思われます。

  3. 高橋正子
    2010年7月11日 14:20

    お礼/光子さんへ
    夏の歯朶の句にコメントをありがとうございました。歯朶の葉は静かで涼しそうなので、夏はよい感じです。夏休みで帰省していた子どもたちが去ると、いっそう静かさが加わりました。