曇。
ふうせんかずら茂るを分けて百合蕾 正子
百合蕾いまだ青きが空見上げ 正子
南風吹けば洗いぬ旅鞄 正子
●西光院から西量寺を通って2丁目の外周を歩く。40分ほどかかる。多分3000歩弱。西量寺の崖下に毎年おしろい花がたくさん咲いていたのに、今年は一本もない。どう気が変わられたのか。すぐ傍の空き地の柵に葛が絡ん蕾がついていると早合点、違う花。期待すればそのように見える。
●ベランダの朝顔に蕾がたくさんついた。少し色が見える。雪の下と間違えたベゴニアが白い花を咲かせる。日本には白を段階的に表す言葉がほんとにないので、とりあえずピュア・ホワイトと呼んでおく。
●高知を旅する二人づれの英語の会話に「Niyodo blue」という語が聞き取れた。仁淀川のみどりの深いブルーを指しているのか。今治タオルのストールに「瀬戸内ブルー」の色がある。実際見ないとその色は口では表現しがたい。歌枕のように地名を織り込んだ色の名前に旅情を誘われる。
コメント