★わが視線揚羽の青に流さるる 正子
ふっとあらわれた涼しそうな青い揚羽蝶。しばらくは揚羽のようすに心ひかれて目がはなせません、詩のある風景が思われます。(小川和子)
●久しぶりに昨日から頭痛に襲われている。片頭痛。万事休す。夜中にロキソニンを飲む。
●カルチャーラジオで田中克彦という方の講演を途中から聞いた。その名前にぴんと来た。20年近く前、『ことばと国家』という本を読もうした記憶がある。私の思う言語学の範囲を超えていて、その時は読まなかったが、その著者。その声はざっくばらんで意外だった。
○クィーン・ネックレス
[クィーン・ネックレス/横浜日吉本町]
★夕涼に行き遇うクィーン・ネックレス/高橋正子
「クィーン・ネックレス」という花がある。「女王様の首飾り」。女王様は、エリザベス女王以外には考えられない。わざわざ「クィーン」がつくところが、メルヘン的。この花のピンクが英国女王に似合っているようにも思う。蔓性の花、案外丈夫で、いったん咲いて、剪定して、また咲いてを、しばらく繰り返しているようだ。ちょうど角の家にあるし、ピンクの小花がネックレスのように10センチほど連なっていて、珍しいので、通る人がよく名前を尋ねるらしい。
クイーンネックレスは、タデ科アンティゴノン属で、学名はAntigonon leptopus。メキシコ原産の熱帯つる性で、7月~10月にかけて、ピンク色の花を咲かす。耐暑性はあるが、耐寒性(5度以上)は弱い。日あたりのよい場所、また水はけ、水もちのよい土で育て、フェンス・トレリス等に這わせ、ベランダからも垂らしたりする。別名をアサヒカズラ、アンティゴノン、ニトベカズラという。
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