7月26日(火)

★白すぎて花おおらかに泰山木  正子
泰山木はモクレン科、直経20cmはあろうかという大きな白い花を開きます。その花の雰囲気を「白すぎて」と「おおらか」で見事に詠まれています。 (多田有花)

○今日の俳句
月涼し静かに夜を渡りおり/多田有花
「月涼し」と感じる月は、「静かに」夜を「渡る」ところにある。平明な描写に、作者の心境にの「涼しさ」が出ている。(高橋正子)

◇生活する花たち「百日紅・のうぜんかづら・カンナ」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2011年7月18日 17:23

    お礼とコメント
    正子先生、「月涼し静かに夜を渡りおり」を今日の俳句に
    お取り上げいただきありがとうございます。真夏の深夜の月、
    春、秋、冬とはやはり違う感覚がありました。

    ★白すぎて花おおらかに泰山木  正子
    泰山木はモクレン科、直経20cmはあろうかという大きな白い
    花を開きます。その花の雰囲気を「白すぎて」と「おおらか」で
    見事に詠まれています。