★ゆうすげに月まだ淡くありにけり 正子
「ゆうすげ」のひびきが素敵ですね。ゆうすげは夕方から黄色い気品の有る花が咲き始めますがその頃はまだ月は淡く、宵闇に咲き誇る頃には月もくっきりとゆうすげを照らすのでしょうか。そして朝露に濡れ萎れ始める。「月まだ淡し」が一日花のゆうすげのけなげさを一層印象ずけられて居る様に思います。(佃 康水)
○今日の俳句
噴水のしぶきや児らを走らせる/佃 康水
噴水のしぶきを避けながらも、喜々として水に濡れたり、水から逃げたりする幼い子たちの無邪気な姿がよく詠めている。(高橋正子)
コメント
御礼・俳句鑑賞
高橋信之先生 正子先生
御礼「今日の俳句」に「噴水のしぶきや児らを走らせる」の句をお取上げ頂き誠に有り難うございます。一昨日も平和公園に出かけ噴水を見てこの句の事を思い出したところでした。
俳句鑑賞
ゆうすげに月まだ淡くありにけり 正子
「ゆうすげ」のひびきが素敵ですね。
ゆうすげは夕方から黄色い気品の有る花が咲き始めますがその頃はまだ月は淡く、宵闇に咲き誇る頃には月もくっきりとゆうすげを照らすのでしょうか。そして朝露に濡れ萎れ始める。「月まだ淡し」が一日花のゆうすげのけなげさを一層印象ずけられて居る様に思います。