7月2日(金)

★鎌倉へ合歓の一樹の花盛り  正子
紅を含んだ彩りの合歓の花は繊細で絹糸の様な刷毛または花火の形に咲き、また緑の葉が生い茂る中に明かりを灯しているかの様にも見えとても印象深い花です。「鎌倉へ」の措辞で古都鎌倉も合歓の一樹も響き合い尚更光り輝いている合歓の大樹が印象付けられます。(佃 康水)

○今日の俳句
白山の寸時雄姿を梅雨晴れ間/佃 康水
梅雨が晴れたほんの少しの間、白山の雄姿に会え、感動しきり。梅雨に隠れた神秘的な白山が暗に示されている。(高橋正子)

◇生活する花たち「石榴・紫つゆ草・サルビアとキンシバイ」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 佃 康水
    2011年6月30日 22:35

    御礼・俳句鑑賞
    (御礼)正子先生 
    「今日の俳句」へ「白山の寸時雄姿を梅雨晴れ間」と添削の上お取上げ頂きまして誠に有り難うございます。今思い出しても寸時見えた時の感動が甦って参ります。
    「俳句鑑賞」
      鎌倉へ合歓の一樹の花盛り  正子
    紅を含んだ彩りの合歓の花は繊細で絹糸の様な刷毛または花火の形に咲き、また緑の葉が生い茂る中に明かりを灯しているかの様にも見え
    とても印象深い花です。
    「鎌倉へ」の措辞で古都鎌倉も合歓の一樹も響き合い尚更光り輝いている合歓の大樹が印象付けられます。