7月14日(水)

★花芭蕉掌にはつつめぬほどの花  正子
芭蕉は葉も花も日本離れした魁偉さをもっていますね。それを先生は「掌にはつつめぬほどの花」と骨太に詠われています。それによって芭蕉の全容ががっしりと私たちの眼前に示しだされて来るような気がいたします。(小西 宏)

○今日の俳句
舟虫の巌走れば光る海/小西 宏
舟虫は、まるで一族であるかのように群れて行動する。巌をちりぢりに走る様は、夏の磯らしい。光る海には日差しの強さがある。(高橋正子)

◇生活する花たち「向日葵」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 小西 宏
    2010年7月12日 20:00

    お礼
    高橋正子先生
    「舟虫の巌走れば光る海」を先生の俳句日記でお取り上げ下さり、たいへんありがとうございました。至らぬ句ではありますが、ご紹介いただけてとても大きな励みとなりました。

  2. 小西 宏
    2010年7月12日 20:02

    鑑賞
    ★花芭蕉掌にはつつめぬほどの花  正子
    芭蕉は葉も花も日本離れした魁偉さをもっていますね。それを先生は「掌にはつつめぬほどの花」と骨太に詠われています。それによって芭蕉の全容ががっしりと私たちの眼前に示しだされて来るような気がいたします。

  3. 高橋正子
    2010年7月13日 12:14

    お礼/宏さんへ
    芭蕉の花の句にコメントをありがとうございます。
    芭蕉の葉も花も、面白い形をしていますね。