祭笛山あじさいも街中に 正子
夏祭りが近いのでしょうか。祭囃子の練習が始まり、どこからか笛の音が聴こえてきます。梅雨に咲く紫陽花より少し前に咲く山あじさい。小さめで色の薄い、楚々とした可憐な花です。街中に咲き始めた山あじさいの花が目に楽しく、笛の音が耳にやさしく、梅雨入り前の心潤う一時が感じ取れました。 (後藤あゆみ)
○今日の俳句
まだ青き干草踏めば香の強し/後藤あゆみ
草を刈って半日でも過ぎたであろうか。道などにはみ出した干草を踏むとまだ青臭い草の香が立つ。夏草の勢いが実感でよく捉えられた。(高橋正子)
◇生活する花たち「薔薇」(横浜・港の見える丘)
コメント
お礼
今日の句に「まだ青き干草踏めば香の強し」をおとりいただきありがとうございました。
庭にいた夫を呼び、こちらを見せました。正子先生の句評を声に出して読み「ほ~! 良かったね」と共に喜んでくれました。
これからもご指導よろしくお願い申し上げます。
コメント
祭笛山あじさいも街中に/正子
夏祭りが近いのでしょうか。祭囃子の練習が始まり、どこからか笛の音が聴こえてきます。
梅雨に咲く紫陽花より少し前に咲く山あじさい。小さめで色の薄い、楚々とした可憐な花です。
街中に咲き始めた山あじさいの花が目に楽しく、笛の音が耳にやさしく、梅雨入り前の心潤う一時が感じ取れました。
お礼/あゆみさんへ
祭笛の句へコメントをありがとうございます。街中の山あじさいは、園芸種のものなのでしょうが、よい風情でした。浅草の三社祭の笛でした。