6月8日(火)

祭笛山あじさいも街中に  正子
夏祭りが近いのでしょうか。祭囃子の練習が始まり、どこからか笛の音が聴こえてきます。梅雨に咲く紫陽花より少し前に咲く山あじさい。小さめで色の薄い、楚々とした可憐な花です。街中に咲き始めた山あじさいの花が目に楽しく、笛の音が耳にやさしく、梅雨入り前の心潤う一時が感じ取れました。 (後藤あゆみ)

○今日の俳句
まだ青き干草踏めば香の強し/後藤あゆみ
草を刈って半日でも過ぎたであろうか。道などにはみ出した干草を踏むとまだ青臭い草の香が立つ。夏草の勢いが実感でよく捉えられた。(高橋正子)

◇生活する花たち「薔薇」(横浜・港の見える丘)


コメント

  1. 後藤あゆみ
    2010年6月5日 23:01

    お礼
    今日の句に「まだ青き干草踏めば香の強し」をおとりいただきありがとうございました。
    庭にいた夫を呼び、こちらを見せました。正子先生の句評を声に出して読み「ほ~! 良かったね」と共に喜んでくれました。
    これからもご指導よろしくお願い申し上げます。

  2. 後藤あゆみ
    2010年6月7日 0:38

    コメント
    祭笛山あじさいも街中に/正子
    夏祭りが近いのでしょうか。祭囃子の練習が始まり、どこからか笛の音が聴こえてきます。
    梅雨に咲く紫陽花より少し前に咲く山あじさい。小さめで色の薄い、楚々とした可憐な花です。
    街中に咲き始めた山あじさいの花が目に楽しく、笛の音が耳にやさしく、梅雨入り前の心潤う一時が感じ取れました。

  3. 高橋正子
    2010年6月7日 7:57

    お礼/あゆみさんへ
    祭笛の句へコメントをありがとうございます。街中の山あじさいは、園芸種のものなのでしょうが、よい風情でした。浅草の三社祭の笛でした。