★祭笛山あじさいも街中に 正子
6月に入り、早いところでは夏祭りの準備も始まり笛の音が風に乗って聞こえてくるようになりました。おりしも街では山アジサイの花がちらほらみられるようになってきました。薄紫や薄水色に、門ごとにそれぞれのいろあいをきそっています。この時季の季節感に溢れた嬉しい景が目に浮かびます。(河野啓一)
○今日の俳句
射干の咲いて空には雲もなし/河野啓一
射干(ひおうぎ)は、葉が檜扇に似て、橙色に斑のあるこじんまりと品のある六弁花を開く。雲もない夏空に、日本的な射干の花の色が印象的である。(高橋正子)
★ブルーベリー食べし瞳や雲の峰/けい
★ブルーベリー摘む指細し半夏生/けい
ブルーベリー(英: blueberry)は、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称である。栽培品種の成木の樹高は1.5-3m。春に白色の釣鐘状の花を咲かせ、花後に0.5-1.5cmほどの青紫色の小果実が生る。北米大陸でのみ栽培される野生種に近い品種は数十cm程度の低木である。果実は北アメリカでは古くから食用とされてきたが、20世紀に入り果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ハーフハイブッシュ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出された。
果実ブルーベリーは大まかに分けると2品種になる。栽培ブルーベリーと野生ブルーベリーとなる。(野生ブルーベリーがローブッシュブル-ベリーの事)ハイブッシュブルーベリー を品種改良して栽培ブルーベリーとしている。北(ノーザン)南(サザン)ハーフハイブッシュ(半分くらいの高い藪と言う意味) ノーザンハイブッシュブルーベリー系 サザンハイブッシュブルーベリー系 ハーフハイブッシュブルーベリー系 ラビットアイブルーベリー(ウサギの赤い目)系 となる。多品種あり育て方などに違いがある。
[2012年5月31日の日記より] 今朝ブルーベリーを初収穫。たったの三粒で、一人ひとつぶずつ。市販のものに比べ、すっぱくて、噛めば実が弾ける。このすっぱさが野生味があって、おいしい。すっぱい蜜柑がおいしいように。順次熟れ次第いただく。ただいまフェイスブック紫陽花句会中だが、ベランダに息抜きに出て実をもいだ。
★六月に入りたる朝摘むブルーベリー/高橋正子
★六月の葉末に熟るるブルーベリー/高橋正子
★ブルーベリー新樹の冷えにすっぱかり/高橋正子
コメント
お礼と鑑賞
高橋正子先生
「射干の咲いて空には雲もなし」の句を今日の俳句におとり上げくだされ、誠に有難うございました。いつ頃からか庭に射干がちらほらと咲くようになり、季節感をえんしゅつしてくれるようになりました。今後ともご指導宜しくお願い申し上げます。
★祭笛山あじさいも街中に 正子
6月に入り、早いところでは夏祭りの準備も始まり笛の音が風に乗って聞こえてくるようになりました。おりしも街では山アジサイの花がちらほらみられるようになってきました。薄紫や薄水色に、門ごとにそれぞれのいろあいをきそっています。この時季の季節感に溢れた嬉しい景が目に浮かびます。