★透き通るバケツにあふる朝の百合 正子
バケツがすきとおっているのではなく、水がすきとおっていると感じました。
その朝のすきとおった水に溢れんばかりの百合の花は、すっきりとした気分にさせてくれたことでしょう。(高橋秀之)
○今日の俳句
百円を握り園児はアイス買う/高橋秀之
暑い日には、アイスが何よりのたのしみな子どもたち。とくに園児は買い物が自分で出来る喜びも加わるので、アイスを手にした満足感はたかい。嬉しそうな園児の顔が浮かぶ。(高橋正子)
●今日の俳句の園児は、今は長男大学1回生、次男高校生、三男中学生。三人とも今も俳句を作っている。俳歴は、ちょっと作って有名になった俳句甲子園俳人より長い。
今日も風が強い。何の風?
はやぶさ2が小惑星のリュウグウに30億キロを飛行した後接近したという。天文学的数字とはよく言うが、軌道に乗せる計算など、距離が億倍になれば、もし誤差がでれば億倍になるのか、いつも計算は大丈夫かとか、修正はうまくいったのだろうか、とか、、気になってしょうがない。こういうことが気になるから、良い句ができないのか、とか。
夏雲にクレーン立ち伸ぶ午前九時 正子
朝顔の今朝の空が立っている 正子
★青田中信濃の踏切唄ふごとし/大串 章
★青田風チェンジのときも賑やかに/中田尚子
★千枚の青田 渚になだれ入る/佐藤春夫
★選挙カー連呼せず過ぐ青田道/日下徳一
★川面吹き青田吹き風袖にみつ/平塚らいてう
★石斧出て峡の青田の浮上せり/石井野洲子
コメント
コメント
いつもありがとうございます。
子どもたちにも見せました。
園児のころが懐かしいです。
別の意味でいえば、私もある程度長くなりました。
これも先生方のおかげです。
改めて、お礼申し上げます。