★キャベツ剥ぐ水ころころと流しつつ 正子
キャベツは中から中から玉を作り太ってしっかりと巻いていきます。そのキャベツをボールの中で水を流しながらそしてキャベツをころころ回しながら一枚ずつ剥がしていらっしゃるのでしょう。「水ころころと流しつつ」の措辞で水を弾く様な新鮮なキャベツを連想し、また厨事を楽しんでいらっしゃる様子が窺え読み手の方も楽しく鑑賞させて頂きました。(佃 康水)
○今日の俳句
清らかや飛騨路に出合う朴の花/佃 康水
朴の花は、大ぶりな白い花でよい香りがする。山深い飛騨路に出合えば、「清らかさ」が印象的。(高橋正子)
コメント
御礼・俳句鑑賞
正子先生
(御礼)「清らかや飛騨路に出合う朴の花」を「今日の俳句」にお選び頂き誠に有り難うございます。先生の「朴の花栃の花見てゆたけしや」の句を鑑賞した直後だったので朴の花に出合った時の感動は格別でした。
(俳句鑑賞)
キャベツ剥ぐ水ころころと流しつつ 正子
キャベツは中から中から玉を作り太ってしっかりと巻いていきます。そのキャベツをボールの中で水を流しながらそしてキャベツをころころ回しながら一枚ずつ剥がしていらっしゃるのでしょう。「水ころころと流しつつ」の措辞で水を弾く様な新鮮なキャベツを連想し、また厨事を楽しんでいらっしゃる様子が窺え読み手の方も楽しく鑑賞させて頂きました。