6月25日(金)

★アスパラガス大地のみどりを一束に  正子
束にされるほどの、たくさんのアスパラガス。その一束を手に取れば、鮮やかな色彩に、生まれ育った土を想います。此処にはなくとも、確かな「大地」を映す、アスパラガスのみどりです。(川名ますみ)

○今日の俳句
空青く紫陽花はみな色を待つ/川名ますみ
晴れた空に、まだ色づかぬ紫陽花は、どの花もそれぞれが咲く色を待っている。水色に、青に、ピンクにと、そのときも間近。「色を待つ」は作者の期待でもある。(高橋正子)

◇生活する花たち「百合・キンシバイ・薔薇」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 川名ますみ
    2011年6月20日 21:28

    お礼とコメント
    正子先生、「空青く」の句を掲載下さいまして、ありがとうございます。体調ゆえか怠け心か、気持が自然へ向かず俳句につながらない時がありますが、こうして以前の句を揚げて頂きますおかげで、(短い句歴ながら)初心に戻り、細く長く続けてゆこう、と気楽に思えます。お導きに感謝いたします。

    ★アスパラガス大地のみどりを一束に  正子
    束にされるほどの、たくさんのアスパラガス。その一束を手に取れば、鮮やかな色彩に、生まれ育った土を想います。此処にはなくとも、確かな「大地」を映す、アスパラガスのみどりです。