6月21日(火)

★ほうたるの火が飛ぶ風が吹き起こり  正子
蛍が飛び交う頃の闇は又、夏の始めの夜風が良く吹く時季でもあります。真っ暗闇を明滅しながら、風に押されながら飛ぶ蛍の光景は、大変幻想的な一面と、遷り行く季節の現実を垣間見せて呉れます。そこのあたりの豊かな詩情を感じさせる素敵な御句ですね!。(桑本栄太郎)

○今日の俳句
ひまわりの早も大輪夕晴るる/桑本栄太郎
夕方の晴れは、実に気持ちのよいもの。ひまわりも早も大輪の花を咲かせて、快活な姿。それに魅かれる。(高橋正子)

◇生活する花たち「カンナ・紫式部・千日紅」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 桑本栄太郎
    2011年6月15日 22:56

    御礼
    正子先生
    「ひまわりの早も大輪夕晴るる」の句を今日の俳句にお取り上げ頂き、大変有難うございます。散歩に出かけ、前回眺めた時には、つぼみの開きかかった光景でしたが、次に通りかかった時には大輪の花を咲かせていて驚いた次第です。
    (好きな句鑑賞)
    ★ほうたるの火が飛ぶ風が吹き起こり 正子
    蛍が飛び交う頃の闇は又、夏の始めの夜風が良く吹く時季でもあります。真っ暗闇を明滅しながら、風に押されながら飛ぶ蛍の光景は、大変幻想的な一面と、遷り行く季節の現実を垣間見せて呉れます。そこのあたりの豊かな詩情を感じさせる素敵な御句ですね!。