晴
麦秋の魚焼きけり塩光らせ 正子
●東の空に入道雲のような雲が湧き上がっていた。きのうより、湿気が多く、散歩で汗をかいた。今日もURの中を信之先生と歩いた。パイバス近くまでくると、小鳥の声が空に弾けている。目を凝らすと雲雀が空へ揚がっていくのが見えた。URのあるところは、元、田んぼ。雲雀が揚がるのも当然かもしれない。
●夕食は焼き魚にしようと思ってスーパーを覗くとイサキがあった。今頃のイサキは、瀬戸内では麦わらイサキと呼ばれて、美味しいのだ。麦わらで蛍籠を編むころ、ちょうどイサキがおいしい。焼いて一口食べて、ああ、と。イサキは麦秋の味。炊き立ての白いご飯がおいしい。
●「ボケ日和」(長谷川嘉哉著)を読む。認知症専門医の著書。笑う話であるが、これが現実となれば、すざましいことになる。高齢化社会は認知症との闘いかもしれないぞ、と思う。
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