6月15日(水)

★オナガ来て新樹の中をよろこべり  正子
オナガはその名の通り尾がすらりと伸びて、黒い頭と真っ白真なお腹と背と尾の淡いグレイがかったブルーが美しい鳥です。そのオナガが緑茂る季節を喜んでいるかのように、樹木の間を飛び、枝に止まり、鳴く。その光景に目を細める詠者がいます。(後藤あゆみ)

○今日の俳句
竹林の透けいて青し夏の空/後藤あゆみ
竹林と竹林に透ける空をしずかに、遠く、深く見ている目を感じる。竹林の緑と空の青の色が美しい。(高橋正子)

◇生活する花たち「菖蒲・紫陽花・芹の花」(東京都文京区椿山荘)


コメント

  1. 後藤あゆみ
    2011年6月9日 19:23

    お礼とコメント
    今日の俳句に「竹林の透けいて青し夏の空」を載せて下さりありがとうございます。

    ★オナガ来て新樹の中をよろこべり  正子
    オナガはその名の通り尾がすらりと伸びて、黒い頭と真っ白真なお腹と背と尾の淡いグレイがかったブルーが美しい鳥です。そのオナガが緑茂る季節を喜んでいるかのように、樹木の間を飛び、枝に止まり、鳴く。その光景に目を細める詠者がいます。