6月1日(水)

★朴の花わが身清めて芳しき 正子
朴の花の大きな丸さ、芳しい香りが「わが身清めて」という言葉でよく表されています。(多田有花)

○今日の俳句
薫風や沖まで青き播磨灘/多田有花
すっきりとすがすがしい季節を堅実に詠んだ。海の色はところによって違うが、薫風が似合うのは播磨灘の青さだろう。(高橋正子)

◇生活する花たち「芍薬・額紫陽花・さつきと蜂」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2011年5月27日 18:00

    Unknown
    正子先生、
    「薫風や沖まで青き播磨灘」を今日の句にお取り上げいただきありがとうございます。

    激しい雨のあがった翌日で、空気が澄み、大鳴門橋まで見えた日でした。海の青さが夏本番の近さを教えてくれ、心浮き立つ重いでした。

    ★朴の花わが身清めて芳しき 正子
    朴の花の大きな丸さ、芳しい香りが「わが身清めて」という言葉でよく表されています。