5月4日(火)/みどりの日

俳句
スイートピー眠くなるほど束にする  正子
自句自解:例年、朝顔を咲かせるために西窓を覆って竹を四つ目に組んでいた。それを秋になっても取り除かず、利用して根基にスイートピーを蒔くと、朝顔と同じように窓を覆って茂り、花もとりどりに存分に咲いた。飽きるほど花を摘んで束にすると、日もうららかで、眠気をもよおしそうな色である。

○今日の俳句
しゃぼん玉垣根越えゆき風となる/祝恵子
しゃぼん玉は吹かれていって消えるものであるが、消えるのではなく、姿の見えない風となったのである。風となって風と一緒に吹かれてゆく。しゃぼん玉は風となって命を新しくしたのである。(高橋正子)

○明日5日は、立夏ネット句会開催。
http://blog.goo.ne.jp/kakan15/

●昨日のアクセスランキング入り
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◇生活する花たち「つつじ・キンレンカ・蒲公英」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 祝恵子
    2010年5月1日 17:56

    お礼
    正子先生、今日の俳句に「しゃぼん玉」をお取り上げ頂きましてありがとうございます。孫達との遊びの一こまが思い出されます。