5月3日(月)/憲法記念日

俳句
森奥のたんぽぽ大方は絮に  正子
森の奥にも春の日がうららかに差し、たんぽぽも大方が絮となって、吹けば飛びそうです。木々の若葉が萌え始め、静かな森にまた新たな生命あふれる季節の始まりを感じます。(柳原美知子)

○今日の俳句
蕗ゆでて野のかおり満つ真夜中に/柳原美知子
昼間は、教師としての勤務があるので、主婦としての仕事は真夜中になってしまうことがあります。蕗をゆでている真夜中のひと時に、蕗のかおりが満ち、まるで野にいるかのような安らぎをもたらせてくれています。(高橋正子)

◇生活する花たち「菜の花畑・藤・シャガの花」(横浜市緑区中山)


コメント

  1. 柳原美知子
    2010年5月4日 0:17

    お礼、コメント
    お礼
    「蕗ゆでて」の句を今日の俳句にお選び頂き、ありがとうございました。「島の春」の中でも
    私自身好きな句で、出版当時の信之先生、正子先生のお骨折や温かいお宅での日々が思い出されます。

    コメント
    森奥のたんぽぽ大方は絮に/正子
    森の奥にも春の日がうららかに差し、たんぽぽも大方が絮となって、吹けば飛びそうです。木々の若葉が萌え始め、静かな森にまた新たな
    生命あふれる季節の始まりを感じます。

  2. 高橋正子
    2010年5月4日 7:04

    柳原美知子さんへ
    森奥のたんぽぽの句へ、コメントをありがとうございます。横浜での句ですが、森の奥が開けてそこに一面たんぽぽがありました。別世界のようでした。