横浜動物園
真鶴に夏来し水辺用意され 正子
夏になり真鶴に用意された水辺。その水は勿論、水草なども入れ替わり、初夏らしく涼しい水辺になったのでしょうね。(祝恵子)
○今日の俳句
若葉光手つなぎ歩くいとこ達/祝恵子
若葉の輝く季節、小学生ぐらいのいとこ達であろうか、集まって、行楽にでかけるのであろう。「手つなぎ歩く」には、兄弟姉妹だけよりも、広がりのある身内のたのしさが、若葉の季節を得て、かろやかに詠まれた。(高橋正子)
○生活する花たちの写真を撮りに、午後2時過ぎ、信之先生と、地下鉄グリーンラインで北山田まで行き、山田富士公園から、やとの道を通り、センター北まで写真を撮りながら歩く。山田富士公園には、睡蓮が見事に咲いていて、思わぬ収穫。黄菖蒲もある。目当ての石楠花はもう散ったのか、見えない。公園から「やとのみち」伝いに次の公園まで歩く。途中、小川に芹の花、えごの花を見る。尻尾の非常に長い小鳥を一羽見かける。(帰宅してネット調べると、間違いなく尾長です。太平洋側では、神奈川県以北、長野県でも見られるとある。)公園にはアカシア、朴の花、茨の花が咲いている。朴の花は意外にもいい香りを放っていた。公園を出て、センター北に向かう途中、街路樹にあかばな栃の花が咲いていた。今が見ごろのようだ。遅い朝食を食べただけで出かけたので、帰りの電車に乗る前に、都筑阪急に寄って、中華そばを食べ、帰宅は4時すぎとなった。あまり花はないと思っていたが、歩けばあるもの。
○洋介さんの句集『葉桜』の原稿が調い、ファイルを洋介さん宛送付。20日に信之先生が会って、打ち合わせの予定。
○句集『葉桜』代表十句/正子抽出
畦道を破魔矢の鈴の音を残し
青空の青を返して犬ふぐり
桜咲く日を待たずして母逝きぬ
三人の孫とつきあう紙風船
北京好天故宮に吾に柳絮降る
葉桜の青にしばらく染まりいし
赫々と空引き寄せる淩霄花
茗荷の子両手に余りお隣へ
町並みの切れてまあるい秋の海
青空のかくも深きや鳥渡る
●昨日のアクセスランキング入り
2010.05.15(土):9349 位(1410225ブログ中)、410(閲覧数)、142(訪問者数)
コメント
お礼
正子先生、「若葉光」を今日の俳句にお取り上げ頂きましてありがとうございます。
この句は、たまに会う憧れに似たお兄ちゃん、お姉ちゃんの手はしっかり握られていました。ユニバーサルスタジオジャパンに連れ立っていった日です。この子等も大きくなってきました。
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真鶴に夏来し水辺用意され/正子
夏になり真鶴に用意された水辺。その水は勿論、水草なども入れ替わり、初夏らしく涼しい水辺になったのでしょうね。
お礼/恵子さんへ
真鶴の句へコメントをありがとうございます。この真鶴は横浜動物園の日本の動物のコーナーにいました。葦や水草などを植えて、夏らしく涼しそうになっていました。