5月10日(火)

★野ばら咲く愛のはじめのそのように  正子
野にあって、人知れず芳しく咲く野ばら。ちょうど愛のはじまりのように、明るく、ひそやかに咲く野ばらに、しっとりとした味わいを感じます。(小川和子)

○今日の俳句
沢音の高まり青葉に分け入りぬ/小川和子
沢の音が高まって、その先の沢の流れは、青葉の下を潜ることになる。青葉の中へと分けて入る。茂る青葉と豊かな水が、日本の季節をよく知らせている。(高橋正子)

◇生活する花たち「あやめ・かきつばた・山吹」(東京・椿山荘)


コメント

  1. 小川和子
    2011年5月9日 10:34

    お礼
    正子先生、「今日の俳句」に取り上げて頂きまして有難うございました。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

    野ばら咲く愛のはじめのそのように 正子
    野にあって、人知れず芳しく咲く野ばら。ちょうど愛のはじまりのように、明るく、ひそやかに咲く野ばらに、しっとりとした味わいを感じます。