4月25日(日)

俳句
明け初めし空の丸さよ柿若葉  正子
ほのぼのと明るくなり始めた柔らかな空のもと、清浄な夜明けの大気に包まれて、萌え出た柿の新葉の初々しさ、みずみずしさをより感じさせていただきました。(藤田洋子)

○今日の俳句
春光につつまれし身のときめきよ/藤田洋子
この句を読むと、もの静かで明るい若い母親の姿が浮かぶ。うす紫の丸いヨークのセーターが、春光の中で、肩までの黒髪に映えていた。(高橋正子)

○明治神宮とその杜を信之先生と訪ねる。日本人の原点は、鎮守の杜にあるとする信之先生の考えで出かけた。明治神宮の杜は、当時の首相大隈重信の反対を学者が押し切り、杉ではなく、全国の、主には広葉樹が17万本植樹され、50年経って、自然の森に還ったそうである。今日は久しぶりの晴天に恵まれ、外国人が特に多いように思えた。もちろん若い人たちも多い。参拝後は、ブランドのブティックが並ぶ表参道を歩き、表参道駅から帰途についた。お土産は、コロンバンの原宿ロール。

▼明治神宮の自然・みどころ(公式サイト)
http://www.meijijingu.or.jp/midokoro/index.html

◇生活する花たち「杜の木立①・杜の木立②・クサイチゴの花」(明治神宮)

○現代俳句一日一句鑑賞
http://blog.goo.ne.jp/kakan109/


コメント

  1. 藤田洋子
    2010年4月26日 0:17

    お礼
    正子先生、今日の俳句に「春光」の句を取り上げていただきありがとうございました。ご指導いただいた初心の頃を懐かしく思い出されます。

    「明け初めし空の丸さよ柿若葉 正子」
    ほのぼのと明るくなり始めた柔らかな空のもと、清浄な夜明けの大気に包まれて、萌え出た柿の新葉の初々しさ、みずみずしさをより感じさせていただきました。

    晴天の中での明治神宮の杜の散策、とても心地良いひとときだったことと思います。17万本もの植樹とはあらためて驚きました。

  2. 高橋正子
    2010年4月26日 0:49

    お礼/洋子さんへ
    柿若葉の句へ、コメントありがとうございます。今年も近所の柿若葉がきれいな色を見せてくれています。
    今日は、時間もなかったので、神宮の御苑には入りませんでしたが、楠やくぬぎの若葉がきれいでした。結婚式が17組もあって、白無垢の花嫁さんを二人見ました。