4月22日(金)

 隅田川
★都鳥春の空より羽音させ  正子
晴天で風のない穏かで明るい日なのでしょう。都鳥が飛び交い川面に反射する光は強さを増しています。少し汗ばむほどの陽気ではないでしょうか。 (多田有花)

○今日の俳句
青空を透かしてほぐれ楓の芽/多田有花
楓の芽のみどりの間から青い空が透けて見える。「透かして」の把握が生きていて、ほぐれたばかりの楓の芽の様子がよく見て取れる。(高橋正子)

◇生活する花たち「薔薇・チューリップ・花えんどう」(横浜日吉本町3丁目)


コメント

  1. 多田有花
    2011年4月14日 18:34

    お礼とコメント
    正子先生、
    「青空を透かしてほぐれ楓の芽」を今日の俳句に
    お取り上げいただきありがとうございます。
    ここで詠んだ楓の高木が今年もそろそろほぐれ始めました。
    もうすぐ若い楓が広がってきます。明るい色です。

    ★都鳥春の空より羽音させ  正子
    晴天で風のない穏かで明るい日なのでしょう。都鳥が飛び交い
    川面に反射する光は強さを増しています。少し汗ばむほどの
    陽気ではないでしょうか。