3月4日(水)


一日小雨。

●ブックオフで時代物の『宗旦狐』(澤田ふじこ著)を買った。

井田病院の図書は、川崎市立図書館のもので、いろんな本が寄付され、なかでも時代小説は面白いものがある。髙橋義夫著の[『けんか茶屋お連』シリーズの『深川おんな祭り』がおもしろそうなので、信之先生の診察の待ち時間に読みかけたが、面白いところで、時間切れ。棚に戻したが、そんなのが、ブックオフにないかと出かけた。そのシリーズはなかったが、『宗旦狐』を買った。茶道にまつわる小話が12編。スリルがあるのは、お連の方。お連は深川、宗旦狐は京都が主に舞台。通りや町名からいろいろ景色が思い浮かぶ。

なんだかぼんやり思い出したが、信之先生の入院中に井田病院の本棚から取り出して読んだのも澤田ふじ子だったような気がする。たしか、『高瀬川女船歌』じゃなかったか。
平岩弓枝の時代小説、なんだったか忘れたが、読んだ記憶があるが、平岩弓枝は手慣れた文章の印象が残っている。


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