3月27日(金)


晴れ。

●松山の吉田晃さんから「書籍在中」の封書が届く。ご両親の介護などの事情もあって、14、5年ほど音信がなかった。中学校校長を退職後12年になるという。3年前には、前日まで何事もなかったご次男が33歳で急逝されたとのこと。今は愛媛県の教員の句会の選者をしているとのこと。「文教月報」の俳句選者と、松教俳句交換会の指導と選をされているとのこと。松教俳句交換会の作品集2冊(平成26年/27年・平成28年/29)が入っていた。これらの冊子に花冠にも投句されていた池田多津子さん、松本豊香さんのお名前もあった。
作品集の2冊以外に『子規と考える言葉・人・ふるさとー中学校版』の活用の手引き(教師用参考資料、提言集/松山市教育会編)が同封されていた。それにも吉田晃さんの文章がある。

作品集の名は『ふるさと』。第1巻の巻頭言に髙橋信之著『芭蕉とネットの時代』からの引用がある。第2巻には、私(吉田晃)の詩系についてが巻頭言。臼田亜浪、川本臥風、髙橋信之、篠原梵、中村草田男の俳句の紹介がある。

また、生徒への俳句添削指導の実例があってこれが、なかなか骨太な教育感だ指導されている。

つまり、信之先生の教えを受けて繋いで不安がありながらも指導しているということ。
伝統的で、手堅い俳句指導だと思う。松山の著名女性俳人が学校に出入りして俳句を教えているが、それとは比べ物にならない「まこと」に徹した教育だと思う。

ざっと読んだあと、住所録があったので、信之先生が電話をする。変わりない声に昔を思い出した。
花冠のネット句会に参加するように連絡しようと思う。


コメント