水菜洗う長い時間を水流し
こんな句は、地味なようで、実は派手な句と言えましょう。自分の感動をよく吟味し、工夫して、表現した新しさがあります。(川本臥風)
○今日の俳句
咲き初めし辛夷湖へと枝を張る/黒谷光子
この句の眼目は、景色がよいことである。「咲き初めし辛夷」も、「湖へ枝を張る」も、これからのさらに美しい景色を想像させて、芯にしっかりとした力の強さがある。(高橋正子)
水菜洗う長い時間を水流し
こんな句は、地味なようで、実は派手な句と言えましょう。自分の感動をよく吟味し、工夫して、表現した新しさがあります。(川本臥風)
○今日の俳句
咲き初めし辛夷湖へと枝を張る/黒谷光子
この句の眼目は、景色がよいことである。「咲き初めし辛夷」も、「湖へ枝を張る」も、これからのさらに美しい景色を想像させて、芯にしっかりとした力の強さがある。(高橋正子)
コメント
お礼
正子先生、3月22日の今日の俳句に「咲き初めし辛夷湖へと枝を張る」の句をお選びいただき、うれしいコメントを頂戴しまして有難うございました。
2年前に投句させていただきました句ですが、琵琶湖の北にある小さな湖、余呉湖の情景です。湖辺の一部に辛夷が10本ほど植えられています。この頃、余呉湖にもご無沙汰ですが咲き初めていることでしょう。また行ってみたくなりました。ありがとうございました。