3月19日(土)

囀りの抜け来る空の半円球   正子
読み手に快い思いを与えてくれるのは、作り手の心が新鮮で、句を楽しんで作っているからであろうと思われます。句が生き生きとしています。(高橋信之)

○今日の俳句
如月の山懐の水清し/井上治代
山に深くしみ込んだ水は、山懐に湧き出て澄んでいる。寒さのなかにも春の兆しが見える如月の静かな明るさが読める。(高橋正子)

◇生活する花たち「辛夷(コブシ)」(横浜四季の森公園)


コメント

  1. 井上治代
    2011年3月21日 21:40

    お礼
    正子先生
    19日の俳句に「如月」の句をお取り上げいただきましてありがとうございます。法事が続きお礼が遅くなりました。