3月18日(日)

★囀りの抜け来る空の半円球   正子
遮るものもない、丸く大きな青空から囀りが聞こえてくる。何処からだろうか。声だけで姿は見えない。まるで遥か高みから空を通り抜けてくるようだ。・・・静かで揺るぎない春のひと日を感じることが出来ます。(小西 宏)

○今日の俳句
ひとつずつ地に触れ消える春の雪/小西 宏
春の雪の降る行方を見ていると、雪片は一つずつ地に触れて消えてゆく。水分を多く含んだ春の雪の美しくも儚い様子。(高橋正子)

●気温が上がって、ベランダの花がよく咲きだした。だのに水切れの鉢も。萎れた花には特にたっぷりと水をやる。鉢の水切れは、つまらない忙しさが続いたため。
朝日の日曜俳句の選者に金子兜太が消えたまま。次の人がでてきたのがこれまでであったが、どうなってるのだろう。

○菫(すみれ)

[菫/横浜日吉本町]


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