雨のちみぞれ。
薔薇の箱春の霙に濡れおり 正子
春の霙バケツに薔薇をとりあえず 正子
●句美子が新潟の薔薇農家からの薔薇の花を送ってくれた。受け取りの判子を押そうとすると、冷たい雨のなか大きな箱を届けてくれたにも関わらず、宅配の人はにこにこしている。荷物が花とわかっていたからだろうか。色は、黄色とピンク、それぞれ10本。
花瓶に入りきらないので、バケツに入れて玄関の外に置いた。通路を行く人が楽しめるだろう。雨はみぞれに代わって薔薇がかわいそうでもあったが、みぞれの降るなかの薔薇は、めったに見れない。
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