★菜の花の買われて残る箱くらし 正子
花屋さんに箱詰めにされて届けられた菜の花の明るさ。箱から出され、店に飾られ、一束また一束と買われていく。店の隅に残された箱が何がしか寂しく見える。それも売られて行った菜の花の黄と緑の明るさゆえ。 (小西 宏)
○今日の俳句
春浅き空にミモザの軽き揺れ/小西 宏
「軽き揺れ」がよい。一句が重くないのだ。上五の「春寒き」を添削したが、ミモザの揺れる「空」には「春浅き」が相応しい。(高橋正子)
★菜の花の買われて残る箱くらし 正子
花屋さんに箱詰めにされて届けられた菜の花の明るさ。箱から出され、店に飾られ、一束また一束と買われていく。店の隅に残された箱が何がしか寂しく見える。それも売られて行った菜の花の黄と緑の明るさゆえ。 (小西 宏)
○今日の俳句
春浅き空にミモザの軽き揺れ/小西 宏
「軽き揺れ」がよい。一句が重くないのだ。上五の「春寒き」を添削したが、ミモザの揺れる「空」には「春浅き」が相応しい。(高橋正子)
コメント
鑑賞
菜の花の買われて残る箱くらし 正子
花屋さんに箱詰めにされて届けられた菜の花の明るさ。箱から出され、店に飾られ、一束また一束と買われていく。店の隅に残された箱が何がしか寂しく見える。それも売られて行った菜の花の黄と緑の明るさゆえ。
お礼
「春浅き空にミモザの軽き揺れ」を先生の「俳句日記」にお取り上げ下さり、たいへん嬉しく、有り難く感じております。