★さきがけて咲く菜の花が風のまま 正子
梅や水仙にさきがけて菜の花が咲いています。早春の風の中で揺れている趣のあるさまが目に浮かびます。(河野啓一)
○今日の俳句
雪消えて餌箱架ける昼下がり/河野啓一
雪の積むあいだ、小鳥たちは餌をどうしていたのか。小鳥たちを思いやって、雪が消えるのを待ってさっそく餌箱を取り付けた。 慈しみのある句。(高橋正子)
●ストックの花の匂いの真暗闇 正子
すみれ匂うや青空市は花の市 正子
如月の花の市はも黄昏るる 正子
ルピナスや西洋婦人にあらずとも 正子
金星の金のひかりに梅匂う 正子
2月13日、青山通りのシュタイフの店へ。隣は花屋なりて出し鼬に驚く
春寒し青山通りも鼬出づ 正子
春寒き誕生月のぬいぐるみ 正子
近所に図書館がない(あっても慶大図書館)なので本屋に寄るしかない。『鑑賞のためのキリスト教美術事典』(視覚デザイン研究所)を2200円也で買ったが、面白い。ぼんやりしていたキリスト教美術がはっきりした。画家たちは何を描きたかったのか。ほぼ同じテーマではないか。
『言ってはいけない』(橘 玲・新潮新書780円)を買う。そういうことは言うもんじゃない、ということをデータで示している。言ってはいけないことは、不愉快な現実だが、人間心理、そういうことを知りたい。
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