2月21日(火)

晴れ。
●午前、午後と病院の梯子。午前、循環器、このときはあまり疲れた感じがしないので、午後整形外科に行った。待ち時間もなかったのに、夜は疲れてしまった。
●夜メールを開くと「にっぽん俳句風土記」(161)の初校が届いていた。
季語は旧漢字で書くようになっているのか、鴬が鶯、蛍が螢に直されていた。
桜と蝋梅は新字体のまま。これはどういう約束なのか、わからない。蝉は絶対、?になる。俳句出版界の名社長で俳人の林誠司さんに聞いてみようか。
●もうひとつの不思議。季語「名草の芽」。私が教わったのは、牡丹の芽、菖蒲の芽など、名の有る草の芽のこと全部をさすので、実際句作で使うときは牡丹の芽、菖蒲の芽などとして使うと。虚子は「名草の芽」を直接使っている。林誠司さんのブログ俳句オデッセイでもこれを取り扱っているが、私が教わったのは間違いなのか。たしかに「名草の芽」をそのまま使った俳句はたくさんある。
ただ、「名草の芽」で名句はあるか。私は、これからも名句は出ないような気がする。なぜなら、「名草の芽」と俳句の真髄とは相いれない気がするから。

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