2月2日(水)

★白木蓮冬芽の銀の日にまぶし   正子
銀色の毛に包まれて厳しい寒さの中で春を待つ白木蓮。ふかふかとした感触と暖かさとさらにその向こうにある白い花の姿が見えてきます。(多田有花)

○今日の俳句
やわらかき色を置きたり寒卵/多田有花
寒卵はきびしい寒さの中で産み落され、白色の厳しさもあるが、それがテーブルなどに置かれると、命あるもののやわらかさ、やわらかき色を呈す。そこをユニークな視点で捉えた。(高橋正子)

◇生活する花たち「パンジー」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 多田有花
    2011年1月30日 15:36

    お礼とコメント
    正子先生、
    「やわらかき色を置きたり寒卵」を今日の俳句に
    お取り上げいただきありがとうございます。
    卵の色と形、寒中なればこそのやさしさを感じます。

    ★白木蓮冬芽の銀の日にまぶし   正子
    銀色の毛に包まれて厳しい寒さの中で春を待つ白木蓮。
    ふかふかとした感触と暖かさとさらにその向こうにある
    白い花の姿が見えてきます。