★白木蓮冬芽の銀の日にまぶし 正子
春が近づいていることを感じる御句です。白木蓮の冬芽はひときわ大きく銀色に息づいています。(多田有花)
○今日の俳句
やわらかき色を置きたり寒卵/多田有花
寒卵はきびしい寒さの中で産み落され、白色の厳しさもあるが、それがテーブルなどに置かれると、命あるもののやわらかさ、やわらかき色を呈す。そこをユニークな視点で捉えた。(高橋正子)
○探梅
探梅や天城出て来し水ゆたか/飯田龍太
早梅を探って山野を歩きまわるのが探梅、また探梅行である。今日の午前、信之先生とご近所の金蔵寺へ探梅に出掛けた。二輪の梅は咲いたばかりの瑞々しさがあって美しい。桜の花芽、桃の花芽もカメラに収めた。
コメント
お礼とコメント
正子先生、「やわらかき色を置きたり寒卵」を今日の俳句に
お選びいただきありがとうございます。去年の今頃、絵を
描こうと思ってテーブルに置いた卵を見ての句でした。
★白木蓮冬芽の銀の日にまぶし 正子
春が近づいていることを感じる御句です。白木蓮の冬芽は
ひときわ大きく銀色に息づいています。