★銀色の椿の蕾みな固し 正子
先日も、山裾にある「花の寺」に椿の開花を調べに訪れました。急坂の参道に高い椿の木があり、椿の時季には側溝に椿の落花が積重なり、それは見事な光景なのです。しかし、早春の為か固くて真っ白な蕾ばかりで「春浅し」そのものでした。「みな固し」との措辞に、早春の景が良くくみ取れ素敵です。(桑本栄太郎)
○今日の俳句
海苔掻や潮目沖へと流れおり/桑本栄太郎
沖へと流れる潮目を見ながらの海苔掻きに、春の磯の伸びやかな風景が見えて、素晴らしい。(高橋正子)
★銀色の椿の蕾みな固し 正子
先日も、山裾にある「花の寺」に椿の開花を調べに訪れました。急坂の参道に高い椿の木があり、椿の時季には側溝に椿の落花が積重なり、それは見事な光景なのです。しかし、早春の為か固くて真っ白な蕾ばかりで「春浅し」そのものでした。「みな固し」との措辞に、早春の景が良くくみ取れ素敵です。(桑本栄太郎)
○今日の俳句
海苔掻や潮目沖へと流れおり/桑本栄太郎
沖へと流れる潮目を見ながらの海苔掻きに、春の磯の伸びやかな風景が見えて、素晴らしい。(高橋正子)
コメント
お礼と好きな句鑑賞
正子先生
「海苔掻きや潮目沖へと流れおり」の句を2月19日(土)の今日の俳句にお選び頂き、大変有難うございます。いつも二月になりますと、田舎の日本海での海苔掻きを想い出します。まだ冷たい潮水の中に入り、引き潮を待って海苔掻きを行っていました。
(好きな句鑑賞)
★銀色の椿の蕾みな固し 正子
先日も、山裾にある「花の寺」に椿の開花を調べに訪れました。急坂の参道に高い椿の木があり、椿の時季には側溝に椿の落花が積重なり、それは見事な光景なのです。しかし、早春の為か固くて真っ白な蕾ばかりで「春浅し」そのものでした。「みな固し」との措辞に、早春の景が良くくみ取れ素敵です。