★梅の花いつもきれいな青空に 正子
寒さの中に、仄かな香をまとい凜と咲く可憐な梅の花。見上げるといつも澄みきった青空が花とともにあります。早春のみずみずしい空気と春を迎える静かな喜びが感じられます。(柳原美知子)
○今日の俳句
とりどりの遊具整い風二月/柳原美知子
遊具のペンキを塗りかえられたり、整備されて、子供たちが遊びに来るのを待つばかりとなっている。「風二月」がよく効いている。(高橋正子)
○神奈川宿散策
横浜そごうに用があるので、出かけた。そごうで用を済ませたあと、午後2時ポルタの鳩居堂で2時信之先生と待ち合わせで、探梅に。出かけた先は、横浜市神奈川区にある神奈川宿。ネットの検索では、ここの遊歩道に紅白の梅があって素晴らしいというこことだ。横浜駅から横浜線に乗って、次の東神奈川で下車。そこから神奈川区役所の方へ歩く。途中には、帆布販売店とか、板金店がある。寺を目安に、歩く。東海道の松並木が50メートルほどであろうか、残る。バスがようやく通るほどの道。その松並木を見て、さらに滝の川という川を目指す。浄瀧寺があり、その近くの橋を渡ると、梅の香りが漂ってきた。川には、鴨が泳いで、梅の花びらが流れている。ここが目当ての場所であった。
梅の香を息に吸い込みあるきけり 正子
梅散って花びら流る滝の川 正子
神奈川宿紅梅白梅匂いけり 正子
宗興寺
牡丹の芽ヘボン博士のレリーフに 正子
神奈川公園
下萌えは大樹の太る根もとより 正子
○ウェブサイト「横浜線沿線 街角散歩」に「神奈川宿歴史の道」というページがある。
①横浜線沿線 街角散歩
http://www.natsuzora.com/may/town/index.html
②神奈川宿歴史の道
http://www.natsuzora.com/may/town/kanagawa-aoki.html
○神奈川宿(横浜市神奈川区)は、日本橋(東京都中央区)を起点とする東海道の宿場の一つで、東海道五十三次の品川宿(東京都品川区)、川崎宿(川崎市川崎区)に次ぐ、三番目の宿場として賑わった。今ではすっかりビルの建ち並ぶ市街地に変貌し、ところどころに神奈川宿の面影や横浜開港期の歴史のひとこまを伝える場所も残っている。それらの史跡などを繋いで整備された散策コースは、東は新町の神奈川通東公園から西は台町の上台橋までの、約四キロほどで、「神奈川宿歴史の道」という。「神奈川宿歴史の道」の東の起点は京浜急行の神奈川新町駅の横にある神奈川通東公園で、この場所は横濱開港時にオランダ領事館として使われた長延寺のあった場所でもあり、この辺りが神奈川宿の東の入口に当たる。西の起点は、横浜駅近くの台町の上台橋である。
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お礼とコメント
お礼
「風二月」の句を今日の俳句にお取りあげくださり、素晴らしいご句評をいただき、ありがとうございます。「風二月」の季語を初めて句に
したので、特に嬉しく思います。
コメント
梅の花いつもきれいな青空に 正子
寒さの中に、仄かな香をまとい凜と咲く可憐な梅の花。見上げるといつも澄みきった青空が花とともにあります。早春のみずみずしい空気と
春を迎える静かな喜びが感じられます。