雨のち雪
●大雪の予報が出て、用心していたものの、雨が昼前から牡丹雪に変わった。積むほどではない感じだった。
●テレビの「なんでも鑑定団」を見ていて、小糸源太郎の絵が鑑定にだされた。曽祖父の肖像画だといって800万円の値が付いた。顔はルノアール的。背景の家々の屋根は、セザンヌ風。この値の真価は別にして、印象派的な小糸源太郎の作品は俳句的だとも説明された。「鳥ぐもり」「山粧ふ」などは、題名そのものが、季語。「鳥ぐもり」は、桃の枝がまっすぐ伸びて、鳥ぐもりの灰色の空に、桃の花のくれないが可愛らしい。土の部分の黄色もいい。この画欲しいな、と思うくらいだ。
日本人は印象派が好きだと、海外の人も認めているらしい。モネの始まる印象派、特に後期印象派の画は私も好きだ。印象派の影響を受けた日本人の画家の手元に置きたい画はたくさんある。
印象派をウィキペディアで調べると、日本人が印象派を好む理由に納得できる。戸外での制作、空間と時間の(光の質の)変化の正確な描写。描く対象の日常性、人間の知覚や体験(に欠かせない動きの包摂)。斬新な描写アングル。
戸外制作は吟行、空間と時間の変化は季節の移ろい、日常を詠む、人間の知覚や体験は五感の重視、斬新さは清鮮さに置き換えることができる。印象派の意味は何かといわれると、なんだろう?
印象派の特徴 出典:印象派 Wikipedia
「印象派の絵画の特徴としては、小さく薄い場合であっても目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光りの質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、人間の知覚や体験に欠かせない要素としての動きの包摂、斬新な描画アングル、などがあげられる」
「印象派の絵画の特徴としては、小さく薄い場合であっても目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光りの質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、人間の知覚や体験に欠かせない要素としての動きの包摂、斬新な描画アングル、などがあげられる」
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