12月7日(火)

★冬来たり汽笛の近く響くとき  正子
ものの音というのは、気象条件でと微妙に変わって聞こえるものです。横浜港の汽笛でしょう。それがいつもより近く聞こえた、そこに冬の到来を敏感に感じ取っておられます。(多田有花)

○今日の俳句
石蕗の花はや日輪の傾きぬ/多田有花
句の姿が整っている。暮れ急ぐ日にしずかに灯る石蕗の黄色い花が印象に残る。(高橋正子)


コメント

  1. Unknown
    2010年12月13日 15:50

    Unknown
    正子先生、
    「石蕗の花はや日輪の傾きぬ」を今日の俳句にお取り上げいただきありがとうございます。
    日が短いこの時期、午後になるとそれが特に強く感じられます。

    ★冬来たり汽笛の近く響くとき  正子
    ものの音というのは、気象条件でと微妙に変わって聞こえるものです。横浜港の汽笛でしょう。それがいつもより近く聞こえた、そこに冬の到来を敏感に感じ取っておられます。

  2. 多田有花
    2010年12月13日 15:51

    失礼しました
    名前と書き落としておりました。失礼いたしました。