12月5日(土)

曇ときに雨
●夜中、雨が降ったようだ。
●『俳句年鑑2021年版』が届く。掲載されているのは、結社動向(p312)、諸家自選5句高橋信之(p152)、高橋正子(p153)、俳人名簿(信之・正子・句美子)及び、結社広告(℘264)
同年鑑の2020年100句(岸本尚毅選)より好きな句4句
鉱炉の炎一基守りぬ去年今年 宮崎よし子
雨水のたまるちりとり沈丁花 橋本小たか
牡丹の雲の中とも思ふ色   生駒大祐
切り株の朽ちて草噴く南風  村上鞆彦
生駒大祐さんと村上鞆彦さんの句がしなやかでいい。
巻頭提言の井上弘美氏。
「分断の時代だからこそ創造力あふれる「座」を創出しなければならない。」
と言われる。私もそうだと思う。けれど、一番言ってほしいのは、例えば、どんな座か、提言がほしい。
●朝食、お茶漬けとコーヒー。外は寒そうだし、パンもクッキーも何もないので、買っておいたパネトーネ(パネットネ)を開ける。半分に切り、その四半分を食べる。食べ応えあり。パネトーネの外箱にイタリア・ヴェローナ産。ヴェローナと言えば、「ロミオとジュリエット」の舞台として観光客を集めているらしい。それで以下言葉が書いてある。
There is no world
outside the Verona walls”
 William Shakespeare
Romeo and Juliet
ちょっとトーストするといいらしい。パネトーネはミラノの伝統菓子でヴェローナの伝統菓子は、ドライフルーツの入らない星形のパンドーロらしいのだが、ここらは厳密ではないのかもしれない。

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